「シークレットゲーム -KILLER QUEEN-」クリア
閉鎖された廃墟。そこに閉じ込められた年齢性別バラバラの13人。首には絶対外れないように仕掛けの施された首輪、そして傍らにはトランプを模したPDA。各々のPDAには首輪のロックを解除しこの廃墟から生きて脱出するための条件が表示されており、その条件とは「最後まで生き残る」「他の12人全員の死亡」「ある特定のカードの人物を殺害」「一定数の首輪を集める」「一定数のPDAを集める」など様々。タイムリミットは72時間。時間内に条件が達成できなかった場合は廃墟内のトラップが首輪に反応し発動、殺される。果たして最後まで生き残るのは誰か――。
久々のヒット。面白いです。元々同人ゲでPS2に移植されたシロモノで、当然エロシーンは全カット。シナリオ数は4つ。ただの殺し合いならまだしも、そこで共闘の余地を作りキャラ同士の疑心暗鬼を煽るストーリーは中々に悪趣味。「CUBE」に登場人物同士の命の遣り取りをプラスした感じか。選択肢はいっさい存在しない完全な紙芝居ゲーム。それをゲームと呼んでいいのか、と思いきや、「BETシステム」というシステムがこの作品をゲーム足らしめている。これ要するに「シナリオ内でどのキャラクターが最後まで生き残るかを推理して金を賭ける」という単純極まりないルールなんだけど、ただのオマケ要素と思いきやなかなか斬新なオチが待っていた。いやこれホント悪趣味なゲームだわ。一応褒めてます。
ただ難点がヒトツ。これ貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」とプロットがダダ被り。最初のシナリオの中盤あたりでそれに気付いてしまったためオチが読めてしまったのは残念。まあオチが分かっていた上で楽しめたのだから、このゲームの完成度が相当高いと言えるのかも知れんが。
サスペンス物が好きな人、ギャルゲエロゲに抵抗がない人には自身を持ってオススメする。そんな人はここの読者層で一人しか思い浮かばないが。あと手を出そうと考えてる人がもしいたら、上記の貴志祐介の小説は絶対読まないことを強く推奨。
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